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業務システム・Access開発実績

野菜卸加工業者向けシステム 仕入シミュレート、在庫管理、作業指示、出荷指示

  • 業務システム構築

Excelで管理していた複数の業務をシステム化し、連携させる
当初、何千という商品(青果)の在庫をExcelにて管理していたが、取り扱う商品の数量等の情報量によりExcelの動作が遅くなり、どうにか快適に在庫管理を行いたい、ということから当該プロジェクトが発足しました。
なお、Excelで管理されている業務は他にも複数存在するため、それらを全て、システム化したい、との希望がありました。
最終的に対象とした業務は以下の通りです。
1)在庫管理業務
2)仕入業務
3)加工指示業務
4)配送業務(各便への商品振り分け
5)出荷指示業務
6)会計システム連携連動

複数のフェーズに分け段階的にシステムを移行、導入時の現場の混乱に配慮
システム化を実現したい業務が複数存在しましたが、一度にシステム化を行った場合、現場の混乱やシステムと業務の不正後が懸念されたため、代表者と協議の上で構築・導入については以下の通りにフェーズを分けて実現することとしました。

◆第1フェーズ:在庫・仕入業務のシステム化
現状から早急に着手する必要があるとして、1)在庫管理、2)仕入業務のシステム化を行うこととしました

◆第2フェーズ:加工・配送指示
お客様は会計連携へのシステム化を望まれましたが、第1フェーズのみで会計連携へのシステムを行った場合、第1フェーズにて作成された情報に対して多数の情報を付加する必要がありました。
そのため、会計連携はフェーズでの実現とし、付加する情報を構成する3)加工指示業務、4)配送業務のを対象としました。
加工指示業務では指定した日付に加工する商品数量を明確にする業務、配送業務では在庫をどのように便に積載するかの指示を行う業務。
※会計連携では売上伝票を連携させるため、配送先を詳細に特定する必要があったが、第1フェーズではその機能は盛り込んでいない。

◆ 第3フェーズ:出荷指示業務
会計連携を行うには明示的に配送先を特定する必要があり、また出荷したことで売上を計上していたため、出荷指示業務のシステム化を図りました。

◆ 第4フェーズ:会計連携
上記フェーズを実装することで売上伝票の作成に必要な情報がシステム内において整備され、会計連携業務を実装することとしました。
それぞれのフェーズについては、前フェーズにて導入したシステムが安定稼働したころを見計らって行い、導入時における現場の混乱を回避、 お客様の業務の妨げになることなく、ご希望に沿った形でシステムを提供することができました。

システム化することにより生まれた様々なメリット
これまでExcelで管理されていた業務をシステムで一元化することで様々な効果が得ることができました。
仕入れのシミュレーションは前年同時期の情報を参考に行うことができるため、とても喜ばれた機能のひとつ。
業務効率化をはじめ、仕入のシミュレーションや出荷の動向を瞬時に把握することが可能となりました。

開発年 2010年
業務範囲 企画、設計、構築

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