基幹システム情報からの営業報告書自動作成ツール改修
- 業務システム構築
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Accessでファイルサイズ2G制約の対処事例
これまで利用していた営業報告書作成ツール(Accessにて構築)の担当者離職に伴い、保守メンテナンスを依頼されたとともに、従来のツールでは営業報告書の作成に丸1日を用いていたため、その効率化、および処理速度の向上を実施。
機能は基幹システムから抽出した情報をツールに取り込み、加工したうえで営業報告書形式に成形し、Excelとして出力。
その際に、基幹システムから抽出した情報を取り込むとファイルサイズが2Gを超えたため、SqlServerの導入を提案。
しかし、お客様が大企業であり、1部署のためにSqlServerの導入は難しいとのこと。
※大企業ではインフラ等の管轄が異なるためそのようなケースが多い
そのため、当社ではデータ種別毎に保持するファイルを分割することで2Gの上限をクリアし、従来通り、Accessのみで要件を実現し、提供。
チューニングも功を奏し、営業報告書の作成時間を10分の1程度になり、業務効率化に寄与。
※営業報告書作成中、そのPCでは他の作業ができなかった。
ITを用いて業務の効率化を図りたいが、環境の制約でサーバの設置が困難な場合でもAccessの導入が可能な場合、当社にご相談ください。
開発年 2017年
開発期間 3ヶ月
業務範囲 企画、設計、構築
開発環境 Access